優等生のままではいられない

 

ブログだから好き勝手に書くぞ。
自分の基本的な能力って特殊なものではなくて、これまでの類型だったり、こういう要素を組み合わせていると面白いといった認識から引っ張り出しているものなんですよね。なので、ある作品の構成要素を見た時に「あーここはこうした方がもっと自然かな」とか「こういう要素があるとこういうキャラは描きやすい」なんてことを考えます。ここ、ちゃんとデータベース化できていればいいんだけど、なんとなくの把握で泊めてしまっているのがダメなのかもしれないって今気づいた。ちゃんと映画とか見て、どの要素が良かったとかメモしていきますかね。それこそブログでも。

 

で、盛大に話が逸れてしまった。この能力自体がダメってわけではないんですけど、これは作家やライター側の能力ではないんですよね。ディレクターだったり、編集だったり、フォローをする際にあると最低限の品質を保証できます、という部分になります。

ものを作るときに0を1にする能力と、そこから1を100にする能力は別種のスキルだと考えていて、もっと細かく言っていけば1から80までは積み重ねでどうにかなるんですけど、そこからの積み上げていく20点は類型の組み合わせだとしたらとんでもなく上手くやらないと出てこない。優等生はとんでもない努力をして超優等生にならないと天才とは戦えない。

低い点数を取らないことも勿論大事だけど、求められた時にちゃんと最高得点をとれているかが大事な世界だから。